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キーワード選定なしではブログは成長しない
ブログの勉強をしていると
- キーワード選定が重要らしいけどピンとこない…
- キーワード選定のツールが多くてどれを使えばいいかわからない
- キーワード選定をしてるつもりだけどちゃんとできているかわからない
というお悩みをよく聞きます
私は初めの頃は、なんとなくキーワードを選んで書いていたのをキーワード選定だと思っていました
でもたしかにキーワード選定をしていなければブログの成長はありません
よほどの文才か超人的な豪運がなければ、だれにも届かない自分語りになってしまいます
この記事を読むと
- キーワード選定の重要性
- キーワード選定に必要な考え
- キーワード選定の具体的な手順
- 必須なツール
が分かります
このさいころブログでもキーワード選定にはかなり時間をかけていて、
そのおかげで5記事目にして収益が発生しました
キーワード選定ができると読者満足が上がりファンも増えるはずです
ぜひ最後までご覧ください
ブログでのキーワード選定とは(この記事で一番重要)
キーワード選定はしなくても記事は書けるのに、なぜ必要でしょうか?
結論は「ブログ運営において読者満足が一番重要」だからです
一番重要なのにほとんどの初心者ブロガーさんはやっていません
やっていたとしても足りないことがほとんどです
正直めんどくさいですが、他がやっていない分だけやっている人が優位になるのでぜひ時間をかけて慣れていってください!
ブログ運営において読者満足が重要な理由の説明をします
Googleはユーザーの検索画面に、企業や個人の広告を掲載することで広告料を受け取ります
①で企業がGoogleに広告を依頼
②でユーザーが検索
③で検索内容と共に広告を掲載
ユーザーが検索をしなくなると、広告を出してほしい企業個人がなくなり、Googleはつぶれてしまいます
つまり、Googleはできるだけユーザーに検索をたくさん使ってもらう必要がありますよね
そのためには、ユーザーに「悩みを解消してくれるにはGoogle検索が一番!」と思ってもらいたいわけです
Googleにとってはユーザーの満足度を上げてたくさん検索を使ってもらうことが大事なんだ!
SEO対策の側面ももちろんありますが、「SEO対策してるから上位表示されるはず!」と安心するのは危険ということですね
キーワード選定の目的
ブログは営業と同じです
営業の仕事は悩みに対して解消できることをアピールして、商品を使ってもらうことが必要です
ブログの場合は記事が商品のアピールタイムであり、キーワード選定はその営業先を決めるイメージです
キーワード選定はあくまで戦いやすいビジネスの営業先を探しているだけで、満足してもらうには記事の内容が重要です
難しそうに見えますが慣れればなれれば簡単です
どうしても難しそうだったりとっつきにくそうなら最初は気にせずに慣れてからで良いと思います
ただキーワード選定を意識するとブログのPVの伸びは確実に早くなります
初心者向けブログ用キーワード選定の解説
キーワード選定に必要な考え
検索キーワードは一定期間の検索数によって性質が異なります
大体は月間検索ボリュームを基準に
- ビッグキーワード
- ミドルキーワード
- ロングテールキーワード(スモールキーワード)
と3種類に分かれます
ビッグキーワードは月間検索ボリューム10,000以上、ミドルキーワードは1,000~10,000、ロングテールキーワードは1,000以下となります
検索数が多いほど競合は多く、検索目的があいまい、CV率が下がる
逆に検索数が少ないほど競合が少なく、検索目的がはっきり、CV率(目的達成率:商品購入など)が上がる
という性質があります
表にするとこのようになります
キーワードの種類 | 検索数 | 競合数 | 検索意図 | CV率 | キーワード数 |
ビッグキーワード | 10,000以上 | とても多い | かなりあいまい | 低め | 1~2単語 |
ミドルキーワード | 1,000~10,000 | そこそこ | そこそこ | 中間 | 2~3単語 |
ロングテールキーワード | 1,000以下 | 少ない | はっきり | 高め | 2~3単語以上 |
1単語で検索するよりも2単語、3単語と増える方が検索ボリュームは少なくなります
例を出すと
ということですね
「イヤホン」だけで検索するよりも「イヤホン おすすめ iPhone」で検索する方がボリュームは下がるけど、その分競合の記事数も少なくて、検索意図が分かりやすい→CV率が上がりやすいというメリットがあります
基本的に個人ブログの場合はロングテールキーワードを狙って、「1つ1つのPVは多くなくても記事をコツコツ増やしていく」戦略を取ることになります
複合でも1つのキーワード
検索するときに入力する文字を1つのキーワードとしているので、
- 「イヤホン」
- 「イヤホン おすすめ」
- 「イヤホン おすすめ iPhone」
これらはすべて1つのキーワードとみなして選定をします
- 「イヤホン おすすめ iPhone」
- 「イヤホンおすすめ iPhone」
- 「おすすめ イヤホン iPhone」
同じ単語を組み合わせていても、単語の順番やスペースの位置が違うのでこの3つは別のキーワードとみなされます
似ているようですが、検索ボリュームが違ったりタイトルも変わったりするので意識しておいた方が良いですね
1記事1キーワード
1つの記事であれもこれもと詰め込み過ぎると、どの悩みに向けた記事か分からなくなりGoogleからの評価は下がってしまいます
○「イヤホンのおすすめを紹介!iPhone向け3選」→狙うキーワード「イヤホン おすすめ iPhone」
✕「イヤホンのおすすめを比較!iPhone対応の高音質なメーカー」→狙うキーワード「イヤホン おすすめ 比較 iPhone 高音質 メーカー」
多すぎるとGoogleに怪しまれてペナルティを受けるし、なによりどんな悩みに向けた記事か分かりにくいですよね
「1つの記事には1つのキーワード」と決めて取り掛かりましょう
キーワード選定の具体的な手順
キーワード選定の流れはざっくり3つです
- キーワードを仮決めする
- 検索ボリュームをチェック
- 競合をチェック
このうち1.と2.は同時にやることもあります
キーワード選定に使うツール
まずはどんなキーワードにするかを選び、選んだキーワードがどれぐらい検索されているかを見ます
このキーワードを探して検索ボリュームを見るためのツールは有料のものから無料のものまで数多くあります
その中から一番効果が出やすく簡単なツールを紹介します
- Google検索のサジェスト機能
- Googleキーワードプランナー
- ラッコキーワード(おすすめ)
Google検索のサジェスト機能
サジェスト機能は検索欄に文字を入力すると出てくる予測変換のようなものです
ツールと思わないぐらい自然に使っているかと思います
「イヤホン」に対して「イヤホン ワイヤレス」や「イヤホンジャック」などがサジェストキーワードになります
Google検索の場合は他のユーザーが実際に検索したキーワードが表示されるのでピンときたものを選ぶのもよいですね
キーワードプランナー
Googleが無料で提供しているツールの一つにキーワードプランナーというものがあります
Googleで広告を出稿しているアカウント向けのツールですが、出稿していなくてもある程度の機能は使えますが、初めの設定がややこしいのと、詳しく検索ボリュームを知りたい場合は広告を出さないといけません
でも無料でも検索数が見られるのはありがたい!
有料ツールとは違い見られる数値は大雑把ですが、ロングテールキーワードかミドルキーワードかというのが分かるので十分です
初めて使う際には注意点があります
本来はGoogle広告を出稿しているアカウント向けのツールなので登録だけしておかないといけません
以下が登録の手順です
- Google広告にログイン、もしくはキーワードプランナーに移動
- 広告の主な目標の設定>ウェブサイトでの商品購入や申し込みを増やす
- 実店舗サービスもしくはオンラインサービスの選択>いいえ
- 店舗名やサービス名の入力>なんでも
- ウエブサイトのURLを入力>あなたのブログのURLを入力
- 広告の作成>必要なところだけ適当に入力して通話ボタンのチェックを外す
- キーワードのテーマ設定>そのまま次へ
- 広告表示地域の指定>そのまま次へ
- 広告予算の設定>最低額のまま次へ
- キャンペーンの確認>次へ
初回は右上スパナマークのツールと設定から「キーワードプランナー」を選んだり、エキスパートモードに切り替えたりする必要がある場合があります
初めだけ少しややこしく感じるかもしれませんがかなり便利で使いやすいので設定しておくことをおすすめします
後ほど、検索ボリュームを見る手順でもキーワードプランナーを使うことになります
ラッコキーワードはGoogleのサジェストキーワードを探すツールですが、より便利になっています
先ほどのGoogleの検索欄は表示数に上限がありますが、このラッコキーワードを使うと該当するサジェストキーワードがすべて表示されます
(使い方は後ほど説明します)
キーワードプランナーでキーワード探し+検索ボリュームチェック
まずはキーワードプランナーのみを使用する方法からお伝えします
「新しいキーワードを見つける」を選ぶ
入力欄に書きたい記事に関するキーワードを入れる
もとから3単語4単語を入力すると、さらに単語が追加されたサジェストキーワードが出にくくなる
→キーワード候補が見つかりづらくなるので入力する単語は少な目の方がおすすめです
仮キーワードを入力すると一覧で
- キーワード候補
- 月間平均検索ボリューム
- 競合性
が表示されます
見出しの月間平均検索ボリュームをクリックすると、ボリュームの多い順に並び変えられるので、
狙うロングテールキーワードである検索ボリューム100~1,000を探していきます
100~1,000が見つかれば、さらにその中から競合性が低いものを探します
キーワードによっては検索数が低くても猛者がひしめく戦場となっているものもあるので、できるだけ勝率の高いキーワードを狙うのがモチベーションを保つためにもおすすめです
たくさんある場合は、「良い記事が書けそうな内容」か「すでに公開している記事と関連性の高い内容」のキーワードを選ぶとやりやすいよ!
ほんとの初心者の方は検索数50~100ぐらい、ちょっと慣れてきた方なら検索数100~200ぐらいがちょうど良いと思ってます。でもキーワードプランナーでは「10~100」か「100~1000」という表示しかありません。
検索数50ぐらいを狙っても実際は20しかなかったら、そのキーワードで1位をとっても見てもらえる可能性はかなり低くむだになってしまいます。。。なのでキーワードプランナーでは「100~1000」を狙うのが良いという判断です。
もっと正確に検索数を知りたい場合はUbersuggestというブラウザツールで無料で1日3回まで使えるのでおすすめです
ラッコキーワード+キーワードプランナー(初心者におすすめ)
ラッコキーワードを使用する方法でもお伝えします
ラッコキーワードのサジェスト(Google)の左の入力欄に仮キーワードを入れます
するとたくさんのキーワード候補がズラーっとならびます
右上の「全キーワードコピー(重複除去)」をクリックするとすべてのキーワード一覧をコピーします
今後も一覧を見たい時は.csvファイルとしてデータを保存することもできるのでエクセルなどで後ほどまとめてキーワードを探すこともできます
キーワードプランナーに移り、「検索のボリュームと予測のデータを確認する」を選びます
真ん中の入力欄に、先ほどコピーしたキーワードたちをペーストします
こうすることで、ラッコキーワードでは見られなかった検索ボリュームを見ることができるようになります
あとは同じように、月間平均検索ボリューム100~1,000で競合性が低いキーワードを探します
ラッコキーワードでは他にもキーワード選定以外の準備に使えるいろんな機能があり、月額528円の有料プランでキーワードプランナー以上に詳しく検索数を見ることもできるようになります!
ラッコキーワードの最新情報まで分かる記事もあるよ!
競合をチェック
次は選んだキーワードで1位もしくは上位表示を狙えそうか?という観点で見ていきます
先ほど選んだキーワードでGoogle検索を行います
今まで開いたページや検索履歴によって検索結果が偏ることがあるので、そうならないように注意しましょう
ブラウザによって変わりますが、chromeならシークレットモード(shift+ctrl+N)、Macのsafariならプライベートモード(左上のファイル>新規プライベートウィンドウ)でニュートラルな状態で検索できます
ラッコキーワードの見出し抽出機能では、上位20サイトまでのページタイトル、URL、見出しと、上位サイトの平均文字数、平均見出し数が見られます
狙うキーワードで検索出来れば1画面10サイトの検索結果で
- 大手サイトや企業サイトどれぐらいあるか
- 個人ブログはどれぐらいあるか
- 個人ブログは何位か
を見ていきます
10サイト目まですべて大手サイトで埋まっていたらそこに入り込んでいくのはかなり厳しく、どれだけ頑張って記事を書いてもPVはほとんど望めません
せめて半分ぐらいは個人ブログか、企業サイトであったとしても情報が古い状態であってほしいです
個人ブログがどれぐらいあるか、何位ぐらいにあるかも重要です
企業サイトがいくつかあるけど個人ブログが1位の場合は、頑張れば1位に近い順位をとれる可能性が高いです
また、上位表示のサイトでキーワードに対して全然かみ合ってない内容のものもよくあります
サイトのパワーだけで上位表示されている状態ですね
この場合も上位をとれる可能性が高いです
ちなみに、見えにくいですが「イヤホン おすすめ iPhone」は画像より下まで、25位ぐらいまではすべて大手サイトで埋まっていました…
こうなると絶望的なので別のキーワードを見てみる方がよいですね…
競合分析とも重なりますが、
上位10サイトの内容を見てみて、
「あなたの方がより詳しくかけそうか、分かりやすく書けそうか、他の記事にないことが書けそうか」もチェックします
他のサイトをコピーしてまとめるだけなのはよくありませんが、どの上位サイトの情報も漏らさず、必要とされていることを1%でも多く書いていれば記事の質は一番よくなります
時々そういう勝てそうなキーワードが出てくるので、遭遇したら勝負所だと思ってぜひ魂を込めた記事にしてみてください!
絶対にこうすればよい!というパターンはほぼないので、厳しそうな場合でも試したりしながら自分なりの探し方を見つけてください!
ここまでやって記事を書く人と、これをせずに何となくで書いている人との差が開くのが分かりますでしょうか?
しっかりキーワード選定をしても100%上位表示されるわけではありませんが、勝率は絶対に上がります!
次はさらに勝率が高いかを見極められる方法も最後に紹介します!
余裕があればallintitle:を活用してキーワード選定する
allintitle:(オールインタイトル)は、勝率を上げる方法になります
Googleの検索にはいろいろなコマンドがあり、allintitle:もその一つです
検索時に「allintitle:(検索キーワード)」と入力することで検索結果からキーワードをすべて含む結果だけが表示されます
どういうことかというと、
「イヤホン おすすめ iPhone」で検索した場合は
タイトルに「イヤホン」か「おすすめ」か「iPhone」のどれか一つでも含まれていれば検索結果に出てきます
もちろん全てのキーワードが入っている方が上位表示されやすいですが、順位が下がるほど1つだけ含まれているものは多くなります
大手ブログや大手サイトはサイト全体のパワーが強くて上位表示されているけど記事の内容はキーワードと全然あっていないことはよくあります
「allintitle:イヤホン おすすめ iPhone」で検索すると
「イヤホン」と「おすすめ」と「iPhone」のすべてが含まれているものだけが出てくるようになります
allintitle:を使うことによって検索結果の表示数が激減します
先ほどは150万件以上あったのが、allintitle:を付けることで47件に減ってますね
似たキーワードを狙っている記事はたくさんあるけど、ピンポイントで狙っている記事はほとんどない
ということです
場合によっては10記事もないこともあるぐらいで、少なければ少ないほど狙い目になります
また、「allintitle:」なしの場合の上位10サイトが「allintitle:」ありの場合にいくつになっているかも見ておきましょう
元の上位サイトが2,3サイトに減っていればかなり狙い目です
「allintitle:」ありの検索で、サイト数が100を超えていれば競合はかなり多くなっています
それでも上位サイトを見れば意外と内容が薄いことも多いので、勝負できそうならやってみましょう!
結局は内容が重要だから、上位サイトより良い記事かかけそうなら迷わず書くべき!
時間が経ったりGoogleアプデで順位が上がるかも!
まとめ:キーワード選定はほとんどやっていないからこそ重要!!
を紹介しました
今回はあくまで初心者向けなので有料機能・ツールやややこしい手順はなしにして極力シンプルにしてみました!
テクニックでSEO有利を取るよりも、読者目線で悩みに対して解決策を提示してあげるための入り口としてキーワード選定をすることが重要です!
Googleのアプデが起きても問題なくPVが伸びやすくなる
そんな良質な記事を作っていきましょう!