Bing検索でのSEO対策は必要?簡単な方法も公開!

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せっかく頑張って書いた記事なら出来るだけ多くの人に見てもらいたいですよね。

 

今までの記事も含めて、いろんな記事がほんの少しずつ増える方法があればやってみたいですか?

 

ガツン!とした手法ではありませんが、少しでも検索流入を増やしたい方へ、Bing検索でのSEO対策をおすすめします。

 

この記事では、Bingとはどのような検索エンジンなのか、Googleとの違いやBingSEO対策のメリットについて解説し、Bingから流入されやすくなる方法もお伝えします。

 

長期的なブログ運営は、地味にコツコツと出来ることをやり続けるしかありません。

 

少しずつでもBing検索からの取りこぼしを減らすために、Bing SEOの重要性を知り、簡単な対策方法を実践しましょう。

 

BingはMicrosoftが開発した検索エンジンで、今後シェアがどんどん増えていきそうな気配がしています。

 

BingでのSEO対策が意味あるの?という疑問もあるかと思いますので、理解した上で行動すると結果につながりやすいので説明していきます。

とりあえずBingSEO対策が知りたい!という方はBingで記事をインデックスさせる方法までジャンプしてくださいね。

 

Bingのコンセプト:ディシジョンエンジン

Bingのコンセプトとして掲げているのは、ユーザーの意思決定やタスク達成を助ける「ディシジョン エンジン(Decision Engine)」という考え方。普通、ユーザーは、何らかの目的をもって検索を使っています。Bingは、キーワードを入れると、ユーザーが欲しいものが帰ってくる、という検索エンジンの基本を少し進化させて、ユーザーが「したいこと」を把握 (User intent=ユーザー意図の理解)して、もっと「やりたいこと」に早く到達できる、タスク・仕事に集中できるようにしていく(Task completion)ことを目指しています。

引用:Bing Blog – Japan

 

Bingは、ユーザーの意思決定やタスク達成を助ける「ディシジョンエンジン(Decision Engine)」という考え方がコンセプトになっています。

ユーザーの予想とは異なる検索結果だったとしても、ビジュアルな検索結果や、「関連キーワード」や「オートサジェスト」のような補助機能などによって目的を解決できるようにするのがBingの目指すところです。

 

MicrosoftEdgeのデフォルトサーチエンジン

WindowsのPCには始めはMicrosoftEdgeというブラウザが入っています。

 

BingはこのEdgeの標準検索エンジンとして搭載されています。

 

日本でのシェア率が高い

 

世界でのBingシェア3.23%
日本でのBingシェア4.26%
Bing検索のシェア比較

世界の検索エンジンシェア3.23%

日本の検索エンジンシェア4.26%

 

検索エンジンと言えばGoogleかYahoo!がまず浮かびますよね。

Yahoo!JAPANはGoogleの検索エンジンを利用しているので、Googleが実質95%を超えています。

でも実は、上記のように日本ではBingは世界シェアよりも利用率が高く、SEO効果も高めです。

 

調べたところ、2022年のシェアはアメリカの方が高い結果が多いという統計が多かったです。

2023年にはOpenAIのchatGPTの技術を搭載されるようになっているのでその影響もあるかもしれません。

 

Bing検索とGoogle検索との違い

そんなBingはGoogleとどのような違いがあるんでしょうか?

 

大きく3つあるので見ていきます。

 

①検索アルゴリズムが個人ブログに優しい

BingGoogle
使いやすい検索エンジンMicrosoftEdgechrome
個人ブログと企業サイト個人ブログでもやりやすい企業サイトが強い
YMYLジャンル甘いかなり厳しい
ブログ全体と個別記事のウェイト記事ごとの内容を重視ブログ全体での判断重視
タイトルとクエリの関連性タイトルとクエリの一致が重要フレーズ・意味から判断する

Googleは企業サイトを上位にすることが多くなってきましたが、Bingはまだ個人ブログほどではありません。

YMYLジャンルにも寛容です。

 

Googleはブログ全体での評価も重視していますが、Bingでは個別ページを重視している違いもあります。

記事数が多くない場合は有利になります。

 

タイトルと検索意図との関連が重要性がGoogleよりも大きいこともありますね。

 

②BingAIの導入

2023年2月、MicrosoftはOpenAIが開発しているGPT-4(当初はGPT-3.5)を活用した大規模言語モデル(LLM)を発表・提供を開始しました。

 

Bing AIはGPT-4に組み込まれている情報に加え、Bing内の検索結果等を反映することができ、2021年9月以降の最新情報を提供することができます。

 

Googleは、Google製AIのBardを検索とは切り離しているので、この差が大きくなることもあり得ますね。

 

③ポイント機能がある

Edgeには「Microsoft Rewards」というポイントシステムがあり、検索するだけでポイントがもらえて実際に使うことができます。

 

また、検索だけでなく、ミッションをクリアするとさらにポイントがもらえるものもあり、長く多くBingに触れるような試みをしています。

 

ポイ活も流行っているので今後増えていくかもしれませんね。

 

Bingトップ画面

Bingのトップ画面にポイント数が表示されています。

 

BingのMicrosoft Rewards入りの画面

ポイント部分をクリックすると、リワードが表示され、達成すると表示されているポイントがもらえます。

 

Microsoft Rewardsのリワード一覧画面

右上のダッシュボードをクリックするとこのようなリワード一覧画面などが出てきます。

先ほどのリワード一覧画面よりも多く、詳細に表示されています。

 

Microsoft Rewardsのレベル特典画面

上の方からレベルを確認することもできます。

レベルが上がるとポイント効率が上がり、貯まりやすくなるようです。

 

Microsoft Rewordsのポイント使用画面

これらの

貯まったポイントはAmazonギフト券やいろんな応募に使えます。

 

BingSEO対策の必要性とメリット

BingでのSEO対策をするメリットとしては、Bingからの流入が見込めるというのが一番大きいです。

 

しかし正直なところ、BingのSEO対策を完璧にしたとしても、前述のように母数が小さいので爆発的なPV増加にはなりません。

 

ですが、約1割程度はPVが増える可能性が高く、今後のテクノロジーの流れによってはもっともっとBingの割合が増えてもおかしくはありません。

 

この項目ではBing検索からの流入がメリットとなる理由を3つ紹介します。

今後のテクノロジーとどう関係するのか、実はかなり大きな要素なので知っておいて損はありません。

 

パソコン初心者の流入が見込める

BingはMicrosoftEdgeのデフォルト検索エンジンということは先ほどもお伝えしました。

「でもそもそもEdgeって使っている人あんまりいないしなぁ…」

と思うかもしれませんが、実はけっこう使われています。

 

というのも、PCに不慣れな世代は自分でブラウザを選ぶという感覚がなく、デフォルトのEdgeをそのまま使っていることも多いんです。

 

引用:statcounter GlobalStats

実際、日本でも2023年6月時点でも13.6%とそこそこのシェアになっています。

 

Edgeで使われているBing検索は後発になりますが、Bing自体が今までも後発の利点を活かして改良を加えてシェアを伸ばしてきました。

 

これからも改良を重ねていき、さらに使いやすくなることでEdgeのままでもいいや、という方も増えると思っています。

 

音声検索からの流入が見込める

じゃあ若い人はやっぱりBingを使っていないの?

と思いますよね。

 

実は若い人にもBingは使われています。

最近アレクサが人気でスマートホーム化の起点になったりして、ちょっとしたことならアレクサに話しかけて検索することもあるみたいですよね。

 

このアレクサのデフォルト検索エンジンもBingになっています。

 

アレクサが今後もっと普及していけば、それだけBing検索も使われていくことになりますね。

 

chatGPからの流入もあるかも

chatGPTの最新モデルのGPT4が2023年4月に公開されました。

 

2022年末公開からのGPT3.5と同じく学習しているデータは2021年9月までですが、ブラウジング機能としてWEB上のサイトをリアルタイムで読み込んで解析し、生成する回答に反映させられるようになっています。

 

GPT4自体はchatGPTの有料プラン加入者のみの機能になりますが、このブラウジング機能で利用している検索エンジンがBingです。

 

つまり、chatGPTでブラウジング機能が使われると、Bing検索からの流入になります。

 

chatGPTにはGoogleでさえも危険視しているほどのポテンシャルがあります。

今ですらかなり幅広く利用されていますが、今後さらに活用の場が増えていくのは確実なのでGoogle並みの影響力を持つことになるかもしれません。

 

そうなった時にブログがBingで高い評価を受けていれば、chatGPTがブログをガンガン見てくれることになりますね。

 

BingAIからの流入もあるかも

さらに、BingにはBingAIという検索エンジン機能を持つチャット形式のAIがあります。

 

chatGPTはシステムとしてロボットがBing検索を使用してブログやサイトを確認していましたが、BingAIでは生成された内容の根拠としていくつかのURLも表示されるます。

AIロボットだけでなく実際に人の流入も起こりやすいので関連記事なども読まれやすくなりますね。

 

BingのSEO対策で必要なこと

結論からいうと、Bing検索でのSEO対策として特別意識するようなことはありません。

 

しいて言うなら、ブログ全体よりも記事ごとの評価が大きいので、しっかり読者のための記事を書いたり、

タイトルとクエリの関連性が高いものを好むので、タイトルを検索意図に合わたり、といったところでしょうか。

 

理由として、GoogleもBingも検索意図に対して、適切な記事を表示するという目的は大きく変わらないことが挙げられます。

 

正直、まだBingの検索結果は頼りない面もありますが、Googleと理想が同じなら同じように記事を作っていけば優遇されやすくなるはずです。

 

このような理由から、Bingに向けた記事づくりとして特に意識する必要はないと考えています。

 

Bingを意識しすぎてGoogleからの評価が落ちるのも本末転倒ですしね。

 

まぁ、記事の書き方についてはむしろGoogleの方が厳しいので問題はないかと思います。

 

ただ、どれだけ評価される記事を書いてもBingのサーバーにインデックスされないと意味がないので、そもそも記事をインデックスさせる、というのはBingでもやっておいた方が良いと思います。

 

Bingで記事をインデックスさせる方法

Bingのために記事作りですることは特にありませんが、

設定としてBingのサーバーにインデックスしやすくする準備だけはしておいた方が良いので、紹介しておきます。

 

Bing Webmaster Toolsを使う

BingWebmasterToolsという、Googleでいうサーチコンソールのようなものがあります。

サーチコンソールと同じように、ここから検索クエリや被リンクを見られます。

BingWebmasterTooslからサイトマップを送信することで、Bingから記事を見つけてもらいインデックスされやすくなるのでその方法をお伝えします。

 

Bing Webmaster Toolsを始める方法

Bing Webmaster Toolsにも最初にブログと連携するための登録が必要なので、まずは登録方法をお伝えします。

簡単にできそうな場合はBing Webmaster Toolsからアクセス・登録してサイトマップ送信に移ってください。

Bing Webmaster Toolsのページにアクセスし、日本語設定に変更する

Bing Webmaster Toolsにアクセスします。
右上にある「EN」をクリックしてから「JA」をクリックして日本語設定に変更します。

Bing Webmaster Toolsの登録方法①
サインイン→Googleの順にクリックする

画面右上の「サインイン」をクリックし、サインイン方法を選択します。
ここではGoogleアカウントを使用してサインインするので「Google」をクリック、自分のブログと連携しているGoogleアカウントを選択します。

Bing Webmaster Toolsの登録方法②
Googleサーチコンソールからインポートする

Googleアカウントとの連携方法を選択する画面が出てきます。
今回はサーチコンソールとの連携を選択するので、左側の「インポート」をクリックし、出てきたブログのURLに問題が無ければ右下のインポートをクリックします。

Bing Webmaster Toolsの登録方法③
Bing Webmaster Toolsの登録完了

「おめでとうございます!サイトの追加に成功しました」というメッセージが出たら登録は完了です。
完了をクリックしてください。

Bing Webmaster Toolsの登録方法④

 

Bing Webmaster Toolsに登録できれば、次はサイトマップを送信してみましょう。

 

Bing Webmaster Toolsでサイトマップを送信する方法

サーチコンソールと同じく、サイトマップを送信することで自動で定期的に新しい記事を把握してクロールしてくれるので、インデックスされるのが早くなりやすいです。

 

一度設定するだけで良く、難しくもないのでぜひやってみてください。

 

ブログのサイトマップがあるかを確認する

まずはGoogle検索欄に自分のブログトップページのURL(さいころブログならhttps://psychology-for-blog.com/)の最後に「/sitemap.xml」を付け足したものを打ち込みます。
さいころブログなら「https://psychology-for-blog.com/sitemap.xml」

下の画像の様なものが出てきたらOKです。

サイトマップの画像
サイトマップ項目の「サイトマップを送信」に進む

Bing Webmaster Toolsにアクセスし、左側の「サイトマップ」をクリックした後、右上に出てくる「サイトマップを送信」をクリックする。

Bingのサイトマップ送信画面までの画像
サイトマップを入力し、送信する

サイトマップの送信画面が開いたら、入力欄に先ほどのサイトトップのURLに「/sitemap.xml」を付け足したサイトマップを入力し、送信ボタンをクリックする。
(さいころブログならhttps://psychology-for-blog.com/sitemap.xml)

Bingのサイトマップ送信画面
サイトマップが表示されていれば完了

サイトマップの送信日や状態などが表示されれば操作は完了になります。

Bingのサイトマップ一覧画面

 

一度サイトマップを送信すれば、定期的に自動的にBingのロボットがブログを見てくれるようになります。

さいころブログの感じだと週に1~2回はクロールしてそうです。

 

どうしてももっと早くクロールしてほしい場合は、プラグインを使って自動的に送信する方法もあるようですがサイトが重くなったりするのでオススメしません。

手動でやるのがいいのかな。

でも、そんなに毎日毎日やらなくても良い気がします。

 

まとめ:Bing検索からの取りこぼしを減らそう!

今回は

をお伝えしました。

 

現時点ではBingの検索上位表示を独占したとしてもたいした流入にはならないかもしれませんが、今後利用者が増えれば大きな流入元になるはずです。

 

今でもインデックスされるだけで5%10%ぐらいは増えることもあるかもしれないので、ぜひ設定だけでもしてみてください。

 

そしたらあとは、生成系AIやアレクサがもっと流行るように願っておきましょう!

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