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SEOの勉強をしていると「共起語」という言葉を目にすることが出てくると思います
- 共起語って何?
- サジェストとどう違うの??
- なんとなくわかるけどどう使えばいいの??
といろんな「?」が出てきますよね
実はブロガーさんたち共起語という言葉じを知らない人は多いです
アンケートを取ってみたよ!
Twitterは有益な情報を目にすることも多いので少し多め?
なので共起語を知っているだけで上位12%になり、それだけで少し優位を取れます!
正直共起語を知ったからといっていきなりPVがあがることはありませんが、いざという時に使える小さな武器を一つ手に入れることができます
この記事では
- 共起語とは何か
- 共起語とサジェストとの違い
- ブログに活かす具体的な方法
を簡単に分かるように紹介しています
必要なことだけをまとめて読みやすいので、ぜひ最後まで読んでみてください!
共起語を無料で簡単に抽出できるラッコキーワードツールの解説記事もあるよ!
共起語は「上位記事の文章でよく出てくるキーワードのこと」で
言い換えると「同じキーワードを狙っている競合サイトの記事内でよく出てきているキーワード」になります
画像は「コーヒー豆 ひき方」の検索上位20記事の共起語を抽出した画面です
風味、方法、抽出、コーヒー豆、コーヒー、時間、直前、お湯、器具、違い、香り、解説、コーヒーミル、ペーパードリップ、ドリップ、好み、均一、必要、ミルなど…
どの共起語もたしかにコーヒー豆のひき方を説明するには欠かせない気がしますね
競合の上位表示サイトが「コーヒー豆 ひき方で検索する人たちは、こういうことを知りたがってるはず!」
と考えて書いた記事によく出るワードなので、Googleが「読者が求めている内容」と判断していることになります
共起語を調べる目的
その共起語を調べることで、競合上位サイトが解消しようとしている検索意図の把握ができます
共起語を見て、検索意図を推測して、漏れていた情報を盛り込むことで網羅性が上がります
具体的な方法は後述しますが、共起語を盛り込むのはあんまりよくないので、
あくまでも共起語から検索意図を推測して、書いていない情報を盛り込むイメージです
サジェストとは?
サジェストキーワードは、検索されるときに一緒に入力するキーワードのことです
検索回数が多い、トレンド性が高い、検索した人数が多いなどいろいろなポイントで自動的に表示されます
画像はGoogle検索での「コーヒー豆 ひき方」のサジェスト画面です
「コーヒー豆 挽き方」+手動、違い、番号、味、番号 カルディ、ミキサー、電動ミル 時間、ミルなど…
Googleユーザーがコーヒー豆のひき方について知りたくて検索したキーワードが出てきています
サジェストを調べる目的
サジェストキーワードを調べることで、ユーザーが検索するときに他にはどんなことが気になっているかが分かります
トレンド性も含まれるので、リアルな検索意図を絞り込むときに効果的です
サジェストの方が、より読者目線の分析ができるってこと!
共起語とサジェストの違い
共起語とサジェストは、両方とも検索意図を推測するのに使えます
ではその使い方や目的はどう違うか?を解説します
分析する対象の違い
上位記事の本文に出てくるキーワードを分析するのが共起語、ユーザーが検索するキーワードを分析するのがサジェストです
どちらかというと共起語は上位記事の内容に対しての分析なので、競合分析になります
対して、サジェストは記事を読むまでのユーザーの導線の分析になるので、ユーザー目線に立った分析になります
目的としての違い
Googleはユーザーの検索意図に見合った内容の記事を上位表示しています
ということは今のGoogleとしては「現在上位表示されている記事は、検索意図に合った内容である」ので現在上位表示されている記事を分析しよう
というのが共起語を調べる目的です
検索するときに一緒に出てくるキーワードを調べればもっと具体的な検索意図に気づけるかも、競合が強すぎるからちょっとずらしたキーワードを見つけられればやりやすいかも
というのがサジェストを調べる目的です
意見が分かれるところだけど、SEOで大事なのはGoogleファーストではなくユーザーファーストだから、共起語よりもサジェスト分析に力を入れたほうが良いと思う!
共起語を気にしすぎない
2018年8月のコアアップデート以降、Googleは検索意図を満たす記事を上位表示するようになりました
共起語を調べると、上位表示されている記事の検索意図を推測できるようになります
でも共起語を抽出できるようになると、本文に多少無理にでも共起語を詰め込み過ぎる場合があります
これは場合によっては、Googleからするとキーワードを過剰に詰め込んだ中身の薄い記事と判断される可能性もあるので注意が必要です
共起語を調べても、詰め込むことは意識せずに検索意図を把握するようにして、説明するときに気づけば自然に入っているぐらいで十分です
共起語から書いた方が良い内容を吸い取って、自分の言葉で書いたら自然と8割ぐらいの共起語が入っている
ぐらいでちょうどいいと思ってる!
共起語を利用する手順
そんな共起語を実践的に使う方法を
- 新規記事に使う手順
- リライトに使う手順
に分けてご紹介します
共起語抽出におすすめのツール
まずはどちらの使い方でも共起語を抽出するために必要なツールをおすすめします
ラッコキーワードというキーワード取得ツール(ブラウザ)です
無料機能の一つに「共起語(上位20サイト)」があり、これだけで上位20記事の共起語・上位サイトの内いくつのサイトに出ているか・共起語ごとの出てきた回数などが分かります
見出し抽出機能を使うと競合記事のタイトル・見出し・文字数・URL・平均文字数なども見られます
他にもサジェストキーワードを取得出来たり、無料でこれだけのことができるのはなかなか見当たらないぐらいおすすめです
無料登録すると回数制限も増えたりするので、まずは無料登録をして使ってみてください
ラッコキーワードの使い方も記事にしてます~!
新規記事に使う手順
①共起語を抽出する
上述のラッコキーワードの共起語機能を使い、狙うキーワードの共起語を抽出します
まずはラッコキーワードにアクセスします
今回は「コーヒー豆 ひき方」のキーワードを入力してみます
キーワード入力欄のすぐ右の「サジェスト(Google)」をクリックして機能一覧を出したら、少し下にスクロールして出てくる「共起語」をクリックし選択する
「共起語」機能を選択したらすぐ右にある虫眼鏡ボタンをクリックし、共起語を抽出する
これでキーワードから共起語を抽出することができましたね
②共起語を見てざっくりと検索意図を推測する
共起語を抽出出来たら、どんな検索意図に対して書いたものかを見ていきます
共起語そのものをメモでまとめたりせず、共起語ひとつひとつをざっと見て、大まかな内容を把握する方が良いと思っています
というのも、しっかりメモしてしまうと共起語に引っ張られて内容ではなくキーワードを意識しすぎてしまう気がするんですよね
検索意図に対して「上位表示される記事にはこんなことが書いてあるんだ~」ぐらいで大丈夫です
共起語から読み取った検索意図をメモするのはOK
共起語を意識しすぎてGoogleからキーワード詰め込み過ぎって怒られないように注意!
③検索意図を満たす内容を記事にする
あとは読み取った検索意図を満たす内容を記事に取り入れましょう!
リライトに使う手順
リライトするときに共起語を活用する方法です
これは前提として収益が上がっている記事・見られている記事・クリックされている記事でリライトしましょう
というのも、ある程度成果の出ている記事の方が改善点を見つけやすく、さらに改善した時の伸びも大きくなりやすいからです
①共起語を抽出する
先ほどと同じですが、ラッコキーワードの共起語機能でリライトしたい記事で狙っているキーワードの共起語を抽出する
これはリライトする記事でもともと狙っていたキーワードでも良いですし、
狙っていなかったキーワードでもクリックされているのであればそのキーワードでも大丈夫です
②加筆する
共起語を見て推測した検索意図から、本文で触れていないものがあれば加筆しましょう
少しの追記なら問題ないと思いますが、そこそこ大きく追記したりする場合はに記事全体として違和感が出ないように注意しましょう
まとめ:共起語は気にし過ぎなくて大丈夫
今回は
を紹介しました!
共起語についてここまで説明したものの、
途中でも言ったようにあくまで共起語は競合サイトの内容を抽出・分析する方法です
Googleはユーザーにとって便利で価値のあるサイトを上位表示すると明言しています
つまり本当にしっかり分析するのはどちらかというとユーザーの行動であるサジェストになります
共起語から内容を作るのも大事ではありますが、サジェストを分析して記事で狙うキーワードそのものを探す方が何倍も大事です
強豪ひしめく厳しめのキーワードで記事の質を上げるよりも、競合が少ないキーワードを探す方が、労力が成果につながりやすいということですね!
とはいえ、共起語を知っていると活用できる場面も多くあるので、頭の隅っこにでも置いておいていざというときに使えるようにしておきましょ~!